10月11日、12日、岐阜市において、第39回 死の臨床研究会 年次大会が開催され、
当院からもスタッフが参加しました。
会場の長良川国際会議場。広かったです!
全国から3000名の医療者、市民などが参加しました。
医療者以外の方も参加するのが、この会の特徴でもあります。
この研究会は1977年に設立された研究会で、日本の緩和ケアの領域では最も古くからある研究会です。
「死」という言葉が医療者の研究会に着くことに違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、
この会の目的は「患者や家族に対する真の援助の道を全人的立場より研究していくこと」とあります。
決して、暗い研究会ではありません。
参加者がみんな優しくて、温かさが感じられる研究会です。
全人的立場というのは、全人的苦痛(身体的、精神的、社会的、スピリチュアル)をとらえ、援助していくということです。
患者さんの痛みは体の痛みだけではないんですね。様々な苦痛を、深く深く考えていくんです。
さて、今回、当院からは嘉藤ホスピス長が事例検討の座長を、多見しのぶホスピス看護師がポスター発表を行いました。
そして、実は再来年の2017年10月に、秋田で開催されることが決定しました!
大会長は当院の嘉藤ホスピス長と市立秋田総合病院看護師長の石川千夏さんです!
当院の事務も参加し、視察しました。
責任重大ですが、このような大イベントが行われるのは非常に嬉しいこと。
今から楽しみにして、皆さんも参加しましょう \(^O^)/