難しそうなタイトルですが、今日はホスピスラウンジで月一回の仏教講話
曹洞宗月宗寺住職 袴田俊英さんに来ていただきました。
お忙しいところ、いつもありがとうございます。
先日の御嶽山の噴火を機に、日本の山岳信仰と村社会文化について紹介。
山の山頂は神聖な場所として、神社があり、この山の神社を渡り歩く修験者(山伏)は
日頃は里に住み、生き方、農業、医療等のすべての分野で影響を与え、
日本の里文化を作り上げていた。
江戸時代までは神と仏は同じ(神仏習合)であったが、明治以降、神仏分離が進められ、
科学、経済と物質文明が重視され、大切な「たしなみの文化」が失われた。
現代の物質文明に対する警鐘をならしておられました。
患者さん3名参加。一緒に参加された看護学生さんも真剣に聞いていました。