2014年10月22日水曜日

山岳信仰と村文化

難しそうなタイトルですが、今日はホスピスラウンジで月一回の仏教講話

曹洞宗月宗寺住職 袴田俊英さんに来ていただきました。

お忙しいところ、いつもありがとうございます。

先日の御嶽山の噴火を機に、日本の山岳信仰と村社会文化について紹介。


山の山頂は神聖な場所として、神社があり、この山の神社を渡り歩く修験者(山伏)は

 
日頃は里に住み、生き方、農業、医療等のすべての分野で影響を与え、

日本の里文化を作り上げていた。

江戸時代までは神と仏は同じ(神仏習合)であったが、明治以降、神仏分離が進められ、

科学、経済と物質文明が重視され、大切な「たしなみの文化」が失われた。

現代の物質文明に対する警鐘をならしておられました。

患者さん3名参加。一緒に参加された看護学生さんも真剣に聞いていました。