2014年6月24日火曜日

学会参加

6月19日から6月21日の3日間、神戸にて第19回 日本緩和医療学会学術大会が開催されました。

この大会は、ホスピス、緩和ケアの分野では最大で、全国各地から多くの緩和ケアに携わる医療者が参加します。

緩和ケア領域の最新の知識や技術を披露し、勉強する場です。

当院のスタッフも参加し、発表しました。

なにしろ、年に1回の緩和ケア領域のお祭りみたいなものですから、盛り上がります。当院からは、ポスター発表で2演題の発表がありました。


ふざけているように見えますが、

今回の学会のテーマはバカボンの「これでいいのだ!」です。

患者さんやご家族が、その一瞬、そして、日々を「これでよかった。これでいいのだ!」と思える、その人らしい生活を支える。これが緩和ケアであるという思いが込められています。

当院からの発表は

松尾直樹 ポスター「当院ホスピスにおける深い持続的鎮静と患者背景、病棟の運営状況の関連」:当院ではチームアプローチが有効に機能し、適切な鎮静が行われていたことが報告されました。

高橋加代子 ポスター「秋田県におけるELNEC-Jコアカリキュラム受講後の評価」秋田で行われたエンドオブライフケアに関する看護師の研修の有効性が報告されました。

 
他の発表者との交流も学会参加の良いところです。
向かって左から、神戸のしんじょう医院の新城拓也先生、JCHO東京新宿メディカルセンター緩和ケア科の金石圭祐先生、当院ホスピスの松尾。
 
松尾直樹 シンポジウム講演「明日から使える症状緩和のコツ」:倦怠感、食欲不振、不眠の症状緩和について、そのコツを講演しました。

こんな感じで、当院ホスピスも常に、最新の緩和ケアを提供すべく、日々、勉強をしております。