2014年5月18日日曜日

今年も勉強

医療は日進月歩です。

緩和ケアの分野も例外ではありません。

ですから、私たちホスピスのスタッフも継続的な勉強が必要なんです。

当院ホスピスでも、スタッフを対象に年9回の継続的な勉強会を毎年行って最新の知識、技術の習得をしています。

5月15日に今年度の1回目が行われました。

1回目のテーマは「がんの痛みの治療」

 
ホスピスのスタッフ以外にも病院内外から40名程の参加。皆、真剣です。

内容を少しご紹介

・痛みの種類によって、鎮痛薬が異なるんです。ですから、問診で痛みの性質を尋ねることが大事なんです。

・鎮痛薬の基本は医療用麻薬です。以前はモルヒネだけでしたが、最近ではオキシコドンやフェンタニルなどの新しい薬も処方されます。その使い分けは?

・突然強くなる痛み(突出痛)に素早く対処するには、どうしたら良いのか。

・CMでもお馴染み。ビリビリ、ジンジンの神経の痛みは、がんの痛みでも生じます。神経の痛み止めの使い方は。