2014年1月23日木曜日

発想を変えたなら 仏教講話129回目

昨日はホスピスラウンジにて仏教講話の129回目が開かれました。

藤里町の曹洞宗月宗寺住職の袴田俊英さんにお話を聞かせていただきました。
今月20日のさきがけ新報の月曜論壇に掲載された袴田さんの「発想の転換」のお話。患者さん、ご家族などで12名の参加がありました。

現在は時間を節約し、効率的に働き、経済最優先の時代。生きていくために本当に大事なものを失っていないか。近い将来には、生きていくために本当に必要な仕事(ここでは農業や看護や介護)が大きな比重を占める社会になるに違いない。
また、秋田は高齢化率が高いが、発想を転換して「日本一、高齢者が住みやすい県」をめざしてはどうだろうか。


貴重なお話です!いや~、同感です!!

このお話を聞いて、ふと思いました。
秋田はがんの死亡率も日本一。予防と早期発見でがん死亡率を減らすことも大事ですが、発想を転換して、がんになった患者さんのために「日本一、がん患者さんにやさしい、がんになっても苦しまない県」を目指してはいかがでしょうか。日本一、緩和ケア病棟(ホスピス)数が少ない秋田県!
私たちのホスピスもその一翼を担う存在を目指して頑張りたいと思います!!
今日は、少し硬かったですね。失礼いたしました。